ハタザオ
アブラナ科ヤマハタザオ属の越年草または1年草(学名:Arabis glabra) 全国に分布し、口丹波では山地の日当たりの良い斜面などで見られる。茎は細く、分枝せず直立し、草丈30~100cmほどで、中には100cmを優に超えるものもある。秋に芽生え、冬季はロゼット(根生葉)で過ごし、暖かくなってくると茎を勢いよくのばす。茎葉は卵状長楕円形で先は鈍角、基部は茎を抱く。葉身に艶は無く、上部の葉は全縁。よく似たヤマハタザオは、本種よりも一回り小さく、茎葉には鋸歯が見られる。花は白色~淡黄色の4弁花で、茎頂に総状につき、下から順に咲いていく。 花期は4月-5月頃。 |
茎は細く背は高い 2014年5月 南丹市 | 茎葉は茎を抱く 2014年5月 南丹市 |
2014年5月 南丹市 | 茎の下部には開出毛が密生する 2014年5月 南丹市 |
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