ハシリドコロ
ナス科ハシリドコロ属の多年草(学名:Scopolia japonica) 本州、四国、九州に分布。口丹波では深山の日陰で湿った場所で僅かに見られる。場所によっては大きな群落を作っていることもあるが、それも局所的なようで、京都府レッド・データブックでは準絶滅危惧種にランクされている。 早春に芽を出し、草丈は50cmほどになる。地下に太い根茎があり、1~数本の茎を地上に出す。葉は互生し楕円形で表面はクシャクシャした感じがする。春、葉腋から細い花柄がのびて鐘形の花をぶらさげる。花の色は暗赤紫色をしている。新葉の頃は瑞々しい感じがして山菜のイメージも持てそうだが、全草有毒で、特に根茎や根に有毒物質が含まれているという。地上部の葉や茎は、初夏には枯れて姿を消す典型的な早春植物の1つ。 花期は4月-5月頃。 |
根茎 2014年4月 南丹市 | 根茎 2014年4月 南丹市 | ||
若い果実 2013年5月 南丹市 | 群落 2013年5月 南丹市 | ||
2013年4月 南丹市 | 2013年4月 南丹市 | ||
2013年4月 南丹市 | 2013年4月 南丹市 | ||
2013年4月 南丹市 | 2013年4月 南丹市 | ||
2013年4月 南丹市 | 2013年4月 南丹市 | ||
2013年4月 南丹市 | 2013年4月 南丹市 | ||
ハシリドコロ(動画) | |||
2018年4月 南丹市 | |||
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