ハナウド

 セリ科ハナウド属の多年草(学名:Heracleum nipponicum)

 関東以西の本州、四国、九州に分布。一稔性の草本で、開花結実した年に枯れる。口丹波では大小河川中流域の土手など湿った場所に生え、群生していることが多い。茎は直立または斜上して大人の背丈を優に超えるほどのびる。茎や枝には毛が密生している。葉は互生し、3出複葉か単羽状複葉で、小葉は2~3対つく。小葉は浅裂~中裂して、縁は鋸歯となる。葉柄の基部は袋状になる。茎や枝先に花序をつくり、小さな白色の花を多数つける。花序外縁の花は花弁が大きく、花弁は2裂している。


 花期は5月-6月頃。


ハナウド ハナウド
2014年5月  京丹波町 2014年5月  京丹波町
ハナウド ハナウド
花序外縁の花は大きく花弁は2裂している   2014年5月  京丹波町 花序から出ているのは線形の苞葉   2014年5月  京丹波町
ハナウド ハナウド
茎には毛があり、葉柄は袋状になる   2014年5月  京丹波町 2014年5月  京丹波町
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