ハカタシダ

 オシダ科カナワラビ属の多年草

 常緑のシダ植物。東北地方南部・新潟県以南の本州、四国、九州に分布。口丹波地域では山麓や林道沿いなどで見られ、半日陰地に多い。根茎は短く、葉柄の基部につく鱗片は線状披針形。葉身は卵状長楕円形の2回羽状複葉で、表面には光沢がある。葉の色は濃緑色のものが多く、稀に中軸に沿うように黄色い斑が入るものがある。側羽片は3~5対と少なく、側羽片同士の間隔が空いている。ソーラス(胞子嚢群)は中肋と辺縁との中間につく。




ハカタシダ ハカタシダ
小羽片には鋸歯がある  2015年1月  植栽 葉の裏側  2015年1月  植栽
ハカタシダ ハカタシダ
ソーラスは中肋と辺縁の中間あたりにつく  2015年1月  植栽 日陰のものほど葉の緑は濃い  2013年12月  南丹市
ハカタシダ ハカタシダ
普通はこうした斑のないタイプ  2013年3月  京丹波町 生長すると側羽片や頂羽片はスマートな形になる  2013年3月  京丹波町
ハカタシダ ハカタシダ
若い個体  2013年2月  南丹市 斑入り個体  2012年9月  南丹市
斑入りハカタシダ(動画)
2017年3月 京丹波町
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