ハグロソウ
キツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草(学名:Peristrophe japonica var. subrotunda) 関東地方以西の本州、四国、九州に分布。口丹波地域ではほぼ全域の山地に生育していて、林道沿いや植林地の林床などで見ることができる。茎には4稜あり有毛。まばらに枝を出しながら草丈10~40cmほどになる。葉は対生し、葉身は披針形または狭卵状楕円形。葉の先端は鈍頭。色が暗緑色という特徴から種名が付けられた。花は枝先や葉腋につき、淡紅紫色~濃紅紫色の2唇形花で、筒部は細く、花冠の直径は2cmほど。上唇はややそり返り、先端は3浅裂している。上下唇の内側基部に濃紅紫色の斑紋がある。花は一日花で、一度に多くは咲かないが、花期の間は次々と咲く。果実は蒴果。口丹波地域では本種の白花タイプも稀に見られる。 花期は8-9月頃。 |
冬芽 2013年2月 植栽 | ハグロソウ 2012年9月 南丹市 | ||
白花ハグロソウ 2012年9月 京丹波町 | |||
ハグロソウ(動画) | |||
2018年7月 南丹市 | |||
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