フユザンショウ
ミカン科サンショウ属の常緑低木(学名:Zanthoxylum armatum DC. var. subtrifaliatum) 関東以西の本州、四国、九州・沖縄に分布し、口丹波ではやや湿った山地の林縁などに生えている。雌雄異株。葉は奇数複葉で3~7個の小葉からなり、頭頂葉が最も大きく、中軸に翼がある。枝の棘は対生し、長くて鋭くうっかり掴んだりすると深く刺さり危険。花は葉腋につき春に咲くが、小さくて目立たない。果実は秋に赤く熟す。 京都府では群生せず、府内全域に点在している状況で数が少ない。京都府レッドデータブックでは要注目種。 花期は4-5月頃。 |
林縁に生えるフユザンショウ 2015年8月 南丹市 | 2015年8月 南丹市 |
フユザンショウの葉 2014年6月 南丹市 | 2014年6月 南丹市 |
棘は長く鋭い 2014年6月 南丹市 | 若い果実 2014年6月 南丹市 |
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