フトヒルムシロ

ヒルムシロ科ヒルムシロ属の多年草（学名：Potamogeton fryeri） 　全国に分布。口丹波では山地の溜池で見ることができる。地下茎と種子で増え、小さな溜池の水面を覆い尽くしていることもある。かなり深い場所へも進出できて、大人の背丈ほども水中で茎がのびていることがある。葉は水中葉と浮葉があり、水中葉は線形をし葉柄はない、浮葉は長楕円形または広楕円形をしている。浮葉には長い柄があり、厳寒期になると殆どが枯れる。春に出る若い浮葉は錆色をしていることが多い。花は小さく黄緑色で、水面に穂状花序を立てて多くつく。 　花期は４月－８月頃。

本種とミズハコベ　　2013年12月　　右京区京北	水中葉は冬でも枯れない　　2013年12月　　右京区京北
白い地下茎　　2013年12月　　右京区京北	2013年12月　　右京区京北
2013年12月　　右京区京北	水中葉　　2013年12月　　右京区京北
中央はヒツジグサ　　2013年10月　　右京区京北	中央はミズハコベ　　2013年10月　　右京区京北
山間部の溜池　　2013年10月　　右京区京北	干上がった池では陸生型が見られる　　2013年6月　　亀岡市
2010年6月　　植栽	2010年5月　　植栽
フトヒルムシロ（動画）
２０１９年５月　　右京区京北
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