フラサバソウ
オオバコ科クワガタソウ属の越年草(学名:Veronica hederifolia) ヨーロッパ原産の帰化植物。ほぼ全国に分布域を広げている。陽当たりの良い草地、道端、畦道などに生育し、増水時には水没するような河川敷などでも見られる。茎は下部で枝を分け、長さは10~20cmほど。横にのび、先端だけが直立または斜上するので草丈は低い。全体的に多毛で、茎、葉、萼などの長い毛がよく目立つ。葉は対生(時に互生)し、葉柄があり、葉身は広楕円形で、縁には2~4個の鋸歯がある。花は早春から咲き始め、葉腋に淡青紫色の花が1個つく。花はよく似たオオイヌノフグリの花よりも一回り小さい。果実はほぼ球形の蒴果。 花期は3-5月頃。 |
フラサバソウの花 花以外は毛が多い 2017年3月 南丹市 | 葉は長さより幅の方が長く表面脈上がくぼんでいる 2017年3月 南丹市 | ||
葉は互生することもある 2017年3月 南丹市 | 上の葉腋にツボミ 下の葉腋に若い果実がついている 2017年3月 南丹市 | ||
フラサバソウ(動画) | |||
2023年2月 亀岡市 (フラサバソウは0:45から) | |||
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