フッキソウ

 ツゲ科フッキソウ属の常緑半低木(学名:Pachysandra terminalis)

 全国に分布。口丹波地域では山地の林床に生え、マット状に群生していることが多い。雌雄同株。茎の下部は地面を這い、上部は直立または斜上して高さ20~30cmほどになる。葉は濃緑色で倒卵形。互生して螺旋状につき、葉の上半分は粗い鋸歯となる。茎頂に花序ができ、花序の上部に雄花が多数つき、下部に雌花が数個つく。両花とも花弁は無く、4個の黄緑色の萼片がつく。雄しべの花糸は白色で雌しべも白い。果実は核果。


 花期は3-5月頃。



フッキソウ フッキソウ
新しい茎をのばすフッキソウ  2014年5月  右京区京北 新葉は鮮緑色  2014年5月  右京区京北
フッキソウ フッキソウ
新しい茎の下部の葉は鱗片状  2014年5月  右京区京北 花序  2013年4月  南丹市
フッキソウ フッキソウ
フッキソウの花  2013年4月  南丹市 植林地の林床で群生していた  2013年4月  南丹市
フッキソウ(動画)
2020年4月  (右京区京北)
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