エンレイソウ

 シュロソウ科エンレイソウ属の多年草(学名:Trillium smallii)

 全国に分布。山地の湿り気のある林床に生え、口丹波では出会う機会の少ない植物。地下に太い根茎があり、そこから1本の地上茎を出す。草丈は30cmほどで茎頂に3枚の葉が輪生する。葉は広卵形または菱形で両面無毛。葉先が尖る。茎頂(葉の中心)から花柄がのびて、花を1個つける。花に花弁は無く、3枚の花弁に見えるものは外花被片(萼片)で、緑色をしたものから濃淡褐色、暗紫褐色等個性ある色をしている。


 花期は3月-4月頃。


エンレイソウ エンレイソウ
葉は茎頂に3個輪生  2014年4月  南丹市 花弁にみえるのは3個のガク片  2014年4月  南丹市
エンレイソウ エンレイソウ
雌しべの柱頭は3岐する  2014年4月  南丹市 雄しべは6個  2014年4月  南丹市
エンレイソウ エンレイソウ
萼片は3枚  2014年4月  南丹市 2014年4月  南丹市
エンレイソウ エンレイソウ
2014年4月  南丹市 花柄  2014年4月  南丹市
エンレイソウ エンレイソウ
若い株  2014年4月  南丹市 若い株  2014年4月  南丹市
エンレイソウ エンレイソウ
若い株  2013年4月  南丹市 若い株  2013年4月  南丹市
エンレイソウ(動画)
2022年4月  (右京区京北・南丹市)
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