デワノタツナミソウ
シソ科タツナミソウ属の多年草(学名:Scutellaria muramatsui) 本州の近畿地方以北の日本海側および中国山地に分布するタツナミソウの仲間。口丹波地域では山地の谷沿いなどに生育している。地下茎が長くのびて群生していることも多い。地上茎は高さ10~30㎝ほど。茎には短い白毛が下向きに密生している。葉は対生。柄があり、葉身は卵形~三角状卵形。縁は鋸歯縁で先端は鈍頭。表面に短毛がまばらに生え、裏面は脈上に毛が生えている。また葉の裏面には腺点がある。花序は茎頂につき、唇形花が数個~10個程度つく。花は基部で直角に曲がって直立し、花色は青紫色。花の長さは20㎜弱。花の下唇は3裂し、内側に紫色の斑点はつかない。 花期は5月-6月頃。 |
地下茎で殖え群生する 2016年5月 南丹市 | 葉は対生 葉の間隔は広い 2016年5月 南丹市 | ||
花冠の下唇は白っぽい 2014年5月 南丹市 | 茎に下向きの短い毛が生える 2014年5月 南丹市 | ||
花は直立する 2016年3月 南丹市 | 下唇に紫色の斑点は無い 2022年5月 南丹市 | ||
葉表面の毛はまばら 2022年3月 南丹市 | 裏面脈上は有毛 腺点がある 2022年5月 南丹市 | ||
デワノタツナミソウ(動画) | |||
2022年5月 南丹市 | |||
ユーチューブのアカウントをお持ちの方へ 再生中の動画の右下隅に出ている小さな「ネコ」の画像をクリックするとyatagarasuチャンネルのチャンネル登録ができます。チャンネル登録していただけると大変励みになります。 |
|||
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ) |