チゴユリ
イヌサフラン科チゴユリ属の多年草(学名:Disporum smilacinum) 本州・四国・九州に分布。 口丹波では4月下旬から5月中旬にかけて開花のピークを迎える。花は茎の先端に1~2個、下向きに咲き、群生するこの花を稚児行列に例えてチゴユリと名付けられたとか。 草丈は15cmから精々20cmまでのものが殆どだが、時に30cmを超えるような個体(写真2段目の右側)を見ることがある。 チゴユリは主に山腹の日陰で常に土が湿った状態の斜面で見ることが多い。花の後に結ぶ果実は黒く熟し、種子による増殖もあるが、地下茎をのばし無性繁殖もし、自生地では群落を形成している。ただ最近はシカなどによる食害が見られ、地下茎まで抜かれてしまっているケースも多々あり心配している。 花期は4月-5月頃。 |
2013年4月 南丹市 | 2013年4月 南丹市 |
2012年4月 南丹市 | 2012年4月 南丹市 |
2011年5月 南丹市 | 2011年5月 南丹市 |
2011年5月 南丹市 | 2010年5月 京丹波町 |
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