カラミンサ
シソ科カラミンサ属の多年草(学名:Calamintha nepeta) 地中海沿岸地域原産。ハーブとして流通しているものが逸出したと思われる。耐暑性・耐寒性に優れ、繁殖力も強い。茎は4稜形。下部で枝を分け、花茎は直立して高さ30~50cmほど。茎には下向きの曲がった毛が生えている。葉は対生。卵形でハッカの仲間でよく見られるような明瞭なシワは無く、縁の鋸歯も浅い。葉は有毛で、裏面に腺点がある。葉をむしって匂いを嗅ぐと強いミント臭がする。花は小さな唇形花で、下唇の内側に紅紫色の斑点がある。萼片は5個。花の下側2個の萼片は細長く、縁に長い毛が生えている。果実は4分果。別名カラミント。口丹波地域では山村の農道脇で自生状態のものがある。 花期は夏-秋。 |
農道脇の草地に生育していた 2019年10月 南丹市 | 茎は高さ30~50cmほど 2019年10月 南丹市 | ||
花期は長く 花は多数つく 2019年10月 南丹市 | 葉は卵形 強いミント臭がする 2019年10月 南丹市 | ||
カラミンサ(動画) | |||
2019年10月 (南丹市) | |||
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