ボタンクサギ

 シソ科クサギ属の落葉低木(学名:Clerodendrum bungei)

 帰化植物。中国原産で京都府内では野生化したものが各地で見られる。幹は直立して樹高は100~200cmほど。葉は対生し、葉身は広卵形で鋸歯縁。枝先に半球状の花序を形成して紅紫色の花を多数つける。花序の直径は10cmほど。花の筒部は長さ2~3cmあり、花冠は5裂する。雄しべと雌しべは共に花冠から飛び出ていてよく目立つ。花は美しいが、全体にクサギと同じような臭気がある。

 花期は7月-9月頃。


ボタンクサギ ボタンクサギのツボミ
溜池のそばで群生するボタンクサギ  2017年7月  南丹市 ツボミ  2017年7月  南丹市
ボタンクサギの花序 ボタンクサギの花
花序  2017年7月  南丹市 花の花冠は5裂する  2017年7月  南丹市
ボタンクサギの花 ボタンクサギの葉
花の筒部は2~3cm  2014年7月  (綾部市) 葉は広卵形で鋸歯縁  2014年7月  (綾部市)
ボタンクサギ(動画)
2019年8月(南丹市)
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