学名:Leiothrix lutea スズメ目チメドリ科の外来種で、飼い鳥が野生化したようです。原産地は中国南部、ベトナム北部、ミャンマー北部、インド北部と言われます。国内では主に関東地方以西の本州、四国、九州に分布し、京都府内の分布は船井郡京丹波町、京都市、城陽市で見つかっているようですが、私が見つけたのは南丹市で、2羽が美しい声で鳴き合っていました。背の低い笹薮などを棲みかとし、定住性が高いようなので、今後口丹波各地で見られるようになるのかも知れません。外来生物法では特定外来生物に指定されています。 全長は15cmほどで体色は暗緑色。背中を見るとメジロかウグイスのような感じです。しかし正面や横から見ると、眉斑から頬は黄白色で、喉は鮮黄色、すぐ下の胸部は橙色をしていてよく目立ちます。また翼の黄色と濃紅色の斑紋も大変よく目立っています。そして嘴は橙色から赤色です。産卵期は春から秋まで続くと考えられていて、繁殖力が強いようです。食性は雑食で小形の昆虫類から植物の果実などを食べています。 |
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画 像 | |
喉から胸の暖色がよく目立ちます 2018年2月 南丹市 | 翼の斑紋もきれいです 2018年2月 南丹市 |
背はウグイス色をしていました 2018年2月 南丹市 |