ミソサザイ(鷦鷯)



 学名: Troglodytes troglodytes
 ほぼ全国に分布。京都府では留鳥です。山地の小河川や細流の近くでよく出会います。まだ雪が多く残る早春から、よく通る高い声で囀るので、本種の囀りを聞くと春を感じるものです。体長は約11cmほどで、国内ではキクイタダキに次ぐ小ささです。雌雄同色で、全体に茶褐色。薄暗い環境を好むので目立たず、一度目を離すと何処へ行ったか探すのに苦労します。尾羽は短く、沢の付近で忙しそうに動き回る時も囀る時も、常に垂直に立てています。尾羽の裏側には白色の細斑があります。食性は動物食で主に昆虫類やクモ類を採食しています。
 
画 像
ミソサザイ ミソサザイ
渓流の岸辺に棲むミソサザイ  2017年3月  南丹市 体色は全体茶褐色  2017年3月  南丹市
ミソサザイ ミソサザイ
翼と尾羽に白色の細斑がある  2017年3月  南丹市 過眼線と頬の横斑は淡色  2017年3月  南丹市
ミソサザイ ミソサザイ
ジャンプ  2017年3月  南丹市 いきなり囀りを始める  2017年3月  南丹市
ミソサザイ ミソサザイ
いつも短い尾羽を立てている  2017年3月  南丹市 囀りの最中  2017年3月  南丹市
ミソサザイ(動画 4K画質)
2020年12月 南丹市   ミソサザイのほか3種類の野鳥を収録しています
 ユーチューブのアカウントをお持ちの方へ
再生中の動画の右下隅に出ている小さな「ネコ」の画像をクリックするとyatagarasuチャンネルのチャンネル登録ができます。チャンネル登録していただけると大変励みになります。


野鳥のページ





inserted by FC2 system