キンクロハジロ(金黒羽白・襟黒羽白)



 学名: Aythya fuligula
 日本では冬鳥。口丹波地域では大きな河川で小さな群れが観察できます。南方へ帰る時期は比較的遅いようで、4月下旬頃でも、コガモやオオバンなどと一緒にいました。体長は50cm以下。名前に「ハジロ」と付くのは翼の次列風切羽の翼鏡が白色のカモ類。オスの体色は白黒ツートン。雌雄共に眼の虹彩は金色なので「金黒」となった説と、オスの襟が黒いので「襟黒」となった説があるようです。オスの遠目に黒く見える部分は実際には黒紫色で光沢があります。後頭部には黒色の長い冠羽があり、メスや若いオスにも短い冠羽があります。メスと若いオスの体色は頭部や背が褐色を帯び、脇羽や腹部は暗灰褐色です。また嘴は幅が広く、青灰色で先端は黒色です。
 
画 像
キンクロハジロ(オス) キンクロハジロ(メスまたは若いオス)
2019年4月  南丹市 2019年4月  南丹市
キンクロハジロ(動画)
2019年4月  南丹市・大堰川
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