学名: Vanellus cinereus
チドリ科タゲリ属。東北地方から九州までの農耕地に、局所的に生息しているようで、環境省のレッドデータ・カテゴリーでは情報不足(DD)とされています。京都府内では留鳥で、ほぼ毎年同じ場所で見ることができます。体長は35cmほど。脚は黄色で長く、顔を正面から見るとハトに似ています。雌雄同色で、背面は灰褐色で腹面は白色です。頭から首、胸部にかけて灰色で、胸部と腹部の境に明瞭で幅広の黒帯があります。翼の初列風切羽は黒色で次列は白色。そのため飛ぶと白色が目立ちます。嘴は黄色で、先端は黒色です。眼の虹彩は赤色です。近くにカラスや人が近づくと、キリキリキリーと甲高い声を出して威嚇します。
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画 像 |
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湿田などに棲むケリ 2017年2月 南丹市 |
正面から 胸の黒帯が目立ちます 2017年2月 南丹市 |
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嘴は短い 2017年2月 南丹市 |
脚は長くて黄色い 2010年3月 南丹市 |
ケリ(動画) |
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2022年1月 南丹市 |
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