カワアイサ(河秋沙)



 学名: Mergus merganser
 カモ科ウミアイサ属。京都府では冬鳥。越冬個体群の数は僅かで、準絶滅危惧種に指定されています。大きな河川や湖沼で見られ、体長は65~70cmとアイサ類の中では最大です。オスの頭部は緑黒色で冠羽はありません。背は黒く、首、胸、体の下面は白色で淡紅色を帯びています。メスの頭部は茶色で短い冠羽があります。メスは胸から体の下面は白色で、それ以外の背などは灰色をしています。雌雄とも嘴と脚は赤色です。嘴は細く、先端はウの仲間のように鉤状に曲がっています。頭を水中に入れて魚を探し、見つけると潜って捕まえます。捕まえた魚は水上に戻ってから咥えなおして頭から呑み込みます。
 
画 像
カワアイサ カワアイサ
オスの背は黒色  2017年3月  右京区京北 メスは頭部が茶色で背は灰色  2017年3月  右京区京北
カワアイサ カワアイサ
嘴は赤色で先端は鉤状に曲がっている  2017年3月  右京区京北 脚は赤色 腹部は淡紅色を帯びる  2017年3月  右京区京北
カワアイサ(動画)
2022年2月 右京区京北
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