カルガモ(軽鴨)



 学名: Anas poecilorhyncha
 カモ科マガモ属。カモ類の中で珍しい南アジア系のカモで、全国各地に生息する留鳥です。体長は約60cm。雌雄ほぼ同色でマガモの雌のような地味な羽色をしています。雌雄とも嘴の先が黄色いのが本種の特徴で、簡単に他種と見分けることができます。顔面の中央に横走する黒い過眼線と白い眉斑がよく目立ちます。飛翔すると光沢のある藍紫色の翼鏡が目立ち、翼をたたんで遊泳している時には白い三列風切羽の外弁の先が目立ちます。口丹波地域では各地の溜池や河川で、年中普通に観察できますが、比較的神経質で、人間の存在を察知すると、遠ざかったり飛び立ってしまいます。
 
画 像
カルガモ カルガモ
カルガモ 2016年11月  南丹市 羽色は後方ほど濃くなる 2016年11月  南丹市
カルガモ カルガモ
翼鏡は鮮やか 2016年11月  南丹市 カルガモの巣 2016年6月  京都市左京区


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