カケス(懸巣)



 学名:Garrulus glandarius
 スズメ目カラス科カケス属。京都府のものは留鳥。森林に棲み、体長は約30㎝。人が近づくと警戒してジャージャーと鳴きながら森の奥へ飛び去ります。頭に白黒の冠羽があり、頬は黒。喉は白く、眼の虹彩も白色です。後頭部から背中にかけて、また胸や脇羽は暗紫褐色で、翼の雨覆部は青、黒、白模様で、次列風切羽基部の白色と腰の白色は飛ぶとよく目立ちます。当地ではふつうカシドリと呼ばれていますが、秋冬にカシやシイの実をよく食べているようです。一年を通すと昆虫や小型のカエルなども捕食している雑食性の野鳥です。
 
画 像
カケス カケス
虹彩は白色  2020年3月  南丹市 体色は美しい  2018年11月  南丹市


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