ヒレンジャク(緋連雀)



 学名:Bombycilla japonica
 スズメ目レンジャク科。日本では冬鳥。シベリア南部で繁殖し、秋に渡来します。普通少数の群れで行動しているようですが、京都府内にやって来る数は年によって大きく変動するみたいです。体長は20cm弱。雌雄ほぼ同色で、繁殖時期でなくても大変美しい野鳥です。東日本に多く飛来するキレンジャクとの見分けは、尾羽の先端の色を見ると容易です。ヒレンジャクの尾羽の先は鮮紅色をしています。顔を見ると、黒くて太い過眼線や黒色の喉、それに先が尖った大きな冠羽があり、歌舞伎の世界から抜け出してきた生き物のようです。また大雨覆羽の先が暗紅色で、よく目立ちます。
 
画 像
ヒレンジャク ヒレンジャク
腹は黄色  2020年1月  南丹市 尾羽の先端は鮮紅色  2020年1月  南丹市
ヒレンジャク ヒレンジャク
全体は葡萄灰褐色  2020年1月  南丹市 逆立てた冠羽  2020年1月  南丹市
ヒレンジャク(動画)
2024年3月 南丹市
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