ベニマシコ(紅猿子)



 学名: Uragus sibiricus
 アトリ科ベニマシコ属。国内では北日本以北で繁殖して、京都府には冬鳥として訪れます。河川沿いの茂みや山間部の薮などで見ることができます。マシコとはサルのことで、オスの顔が赤いためにつけられた名前のようです。全長は15cmほどですが、比較的尾羽が長くスズメよりもスマートです。雌雄異色。オスは翼や尾羽は黒褐色で、その他は全体的に紅色を帯びています。特に眼先や嘴周辺、胸部から腹部にかけて紅色が目立ちます。背面には褐色の縦斑があります。メスは全体地味な淡褐色で紅色はありません。雌雄ともに白色の翼帯があり、尾羽の外側羽も白色です。
 
画 像
ベニマシコ ベニマシコ
オス 全体的に紅色を帯びている  2017年1月  南丹市 オス 背面  2017年1月  南丹市
ベニマシコ ベニマシコ
尾羽の両側は白色  2017年1月  南丹市 メスは地味な体色  2017年1月  南丹市


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