ベニバナボロギク

 キク科ベニバナボロギク属の一年草(学名:Crassocephalum crepidioides)

 アフリカ原産の帰化植物。キク科の植物だがキクとは随分違った感じの花をつける。おちょぼ口に赤いルージュをつけたような花が下向きに咲くので、一目でベニバナボロギクだと判る。第二次大戦の後に渡来した、比較的新しい帰化植物だということだが、口丹波地域では山地の林道脇などに多く自生している。
 大きなものでは草丈が70cmほどになる。全体的に柔らかで、食することも可能ということだ。葉は互生して、下部の葉は不規則に裂けたものが多い。頭花はすべて筒状花。果実は痩果で白い冠毛がつく。
 戦後九州で初めて発見されてから、中国、近畿、関東地方と分布域をどんどん拡大している。



 花期は9月-11月頃。


ベニバナボロギク ベニバナボロギク
晩秋~初冬にかけても花は見られる  2015年12月  南丹市 2015年12月  南丹市
ベニバナボロギク ベニバナボロギク
2015年12月  南丹市 2012年10月  右京区京北
ベニバナボロギク ベニバナボロギク
2012年10月  右京区京北 2012年10月  右京区京北
ベニバナボロギク ベニバナボロギク
2012年10月  右京区京北 2012年10月  右京区京北
ベニバナボロギク ベニバナボロギク
2012年10月  右京区京北 2012年10月  右京区京北
ベニバナボロギク(動画)
2018年11月 南丹市
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