バイカツツジ
ツツジ科ツツジ属の落葉低木(学名:Rhododendron semibarbatum) 北海道南部、本州、四国、九州に分布。口丹波地域では陽当たりの良い林縁や岩壁に生育している。樹高は50~200cmほどでよく分枝する。樹皮は灰褐色~褐色で薄く剥がれる。若い枝や葉柄には長い腺毛が密生し開出している。葉は互生し、輪生状に枝先に集まってつく。葉には10mmほどの葉柄があり、葉身は楕円形で縁に毛が密生する。葉の長さは3~5cm程度。葉先は鋭頭で先端に乳頭突起がある。花は初夏から咲き始め、葉の展開の方が花よりも早い。花は小さな漏斗形で花冠の直径は2cmほど。花の色は白色で、花冠は5裂し、内側の基部に紅紫色の斑が入る。雄しべは5個で、そのうち2個は不稔で短い。雄しべの葯は黄色。果実は直径5mm以下の蒴果。秋に熟す。 花期は5-7月頃。 |
冬芽 2016年11月 南丹市 | 熟した果実 2016年11月 南丹市 | ||
樹皮 2016年11月 南丹市 | 樹皮 2016年6月 南丹市 | ||
ツボミ 2016年6月 南丹市 | 花は新葉の下で隠れるようにして咲く 葉の先端に乳頭突起 2016年6月 南丹市 | ||
花 花冠は平開する 2016年6月 南丹市 | 花 雄しべ3個が長い 2013年5月 南丹市 | ||
葉は互生 2013年5月 南丹市 | 若い枝、葉柄、葉の裏面脈上に腺毛が密生する 2013年5月 南丹市 | ||
バイカツツジ(動画) | |||
2018年6月 南丹市 | |||
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