アスナロ(ヒバ)
ヒノキ科アスナロ属の常緑高木(学名:Thujopsis dolabrata) ほぼ全国に分布する針葉樹。裸子植物。樹高は30mほどになりヒノキに似る。建築業界では関西でもヒバと呼ばれることが多いが、これは地元産ではなく青森県産などが多く利用されるためだと思われる。樹皮は赤褐色で、縦に裂け薄く剥がれる。葉は鱗片状で対生(十字対生)しヒノキよりやや肉厚。上側の葉は緑色で光沢があり、下側の葉は白い気孔帯の面積が広いため白っぽく見える。気孔帯は白いペンキで塗り潰されたような感じ。雌雄同株。球果は熟すと淡褐色になる。 花期は5月頃。 |
樹形 2016年8月 右京区京北 | 樹皮 2016年8月 右京区京北 |
枝振り 2016年8月 右京区京北 | 枝上面の葉 光沢がある 2016年8月 右京区京北 |
枝裏面の葉 白い気孔帯がよく目立つ 2016年8月 右京区京北 | 枝先に残った雄花 2016年8月 右京区京北 |
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ) |