アオイスミレ

 スミレ科スミレ属の多年草(学名:Viola hondoensis)

 全国に分布する常緑の有茎種。口丹波では林道沿いの木漏れ日が射すような林下で、やや湿った場所に多く自生する。全体に毛が多く、葉は円心形~円形をし、花後に大きくなって、別名をヒナブキと言うように小さなフキの葉と見間違えそうな姿になる。花は早春に咲き、淡紫色で側弁の毛は有るものと無いものがある。上部2枚の花弁は上向きに反る。距は太短く、柱頭は鈎状に曲がっている。花後に匍匐茎をのばして増殖するので、群生していることが多い。


 花期は3月-4月頃。


アオイスミレ アオイスミレ
花茎に毛が目立つ  2015年3月 右京区京北 距は太短い  2015年3月 南丹市
アオイスミレ アオイスミレ
2015年3月 右京区京北 葉にも毛が生えている  2015年3月 南丹市
アオイスミレ アオイスミレ
2014年5月 右京区京北 匍匐茎   2014年5月 右京区京北
アオイスミレ アオイスミレ
葉に艶はない   2014年5月 右京区京北 葉の裏側   2014年5月 右京区京北
アオイスミレ(動画)
2021年3月  (右京区京北)
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