アマナ

 ユリ科アマナ属の多年草(学名:Amana edulis)

 東北南部地域以南の本州、四国、九州に分布。口丹波地域では山間部にある水田周辺の陽当たりが良く湿潤な草地に生育しているが数は少ない。地下にラッキョウに似た広卵形の鱗茎があり、草丈は15~20cmほど。葉は線形で2枚出て、葉の色は白緑色をしている。花茎には1対の苞葉がつき、花は広い鐘形で花被片は6個、外側には赤紫色の筋がある。花被片の先端は鋭頭。雄しべは6個で花被片よりも短い。花は日差しを受ける時だけ開く。鱗茎は食すると甘いのでアマナと名付けられた。


 花期は3月-4月頃。


アマナ アマナ
晴れた日に開花する  2015年3月 京丹波町 花の中央は黄色を帯びる  2015年3月 京丹波町
アマナ アマナ
雄しべは6個  2015年3月 京丹波町 花被片の外側は赤紫色の筋が入る  2015年3月 京丹波町
アマナ アマナ
花後  2015年3月 京丹波町 若い果実  2015年3月 京丹波町
アマナ アマナ
葉の表側  2015年3月 京丹波町 葉の裏側  2015年3月 京丹波町
アマナ(動画)
2018年3月 京丹波町
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