アコウグンバイ

 アブラナ科マメグンバイナズナ属の多年草(学名:Cardaria draba)

 東欧、西アジア原産の帰化植物。口丹波では日当たりの良い農道脇に生えていた。茎は直立して草丈20~80cm。葉は互生し、狭楕円形で長さは4~10cmほど。柄は無く、基部は耳状で茎を抱く。葉の縁は浅い鋸歯になり、表面には短い毛が密生しているが目立たない。茎の上部で枝を分け、茎頂や枝先に花序を形成し、白色の4弁花を多数つける。雌しべ1個、雄しべ6個。花弁は平開する。果実は扁平な円形で、先端が凹まず花柱が残るところでベンケイナズナと見分けられる。


 花期は5月-6月頃。


アコウグンバイ アコウグンバイ
2014年5月  南丹市 2014年5月  南丹市
アコウグンバイ アコウグンバイ
2014年5月  南丹市 果実に花柱が残っている   2014年5月  南丹市
アコウグンバイ アコウグンバイ
2014年5月  南丹市 葉には柄が無く基部は茎を抱く   2014年5月  南丹市
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