アケボノシュスラン

 ラン科シュスラン属の多年草(学名:Goodyera maximowicziana)

 北海道、本州、四国、九州の山地のやや湿った場所に生える、常緑の小さな地生ラン。日本の野生ランの中では、開花時期が遅くて夏の終わり頃に咲く。茎は地下の部分で枝分かれし、地を這うようにのび、先の方で斜上または直立する。葉は互生し、楕円形で縁は小さく波打っている。シュスランは葉表面の主脈にそって白い斑模様が入るが、本種では薄らと黄緑色の筋が見られるものの目立つほどではない。
 茎の上に堆積していた枯葉を取ると、クモの巣のように広がった白い菌糸が見られた。
 自生地では群生していることが多いということだが、京都府では数が少なく、準絶滅危惧種に指定されている。



 花期は9-10月頃。


2014年10月  南丹市 2014年10月  南丹市
2014年10月  南丹市 9月下旬   2014年9月  南丹市
アケボノシュスラン アケボノシュスラン
9月上旬でツボミはまだかたい   2014年9月  南丹市 2014年9月  南丹市
アケボノシュスラン アケボノシュスラン
2013年6月  南丹市 2013年6月  南丹市
アケボノシュスラン アケボノシュスラン
2013年6月  南丹市 2013年6月  南丹市
アケボノシュスラン(動画)
2017年12月及び2018年10月  南丹市
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