アケボノソウ
 リンドウ科センブリ属の二年草または多年草(学名:Swertia bimaculata)

 リンドウ科の山野草の中では、最も普通に見ることのできる植物。種が落ちてから2年目に花が咲いて、花の後は種を落として枯れてしまう2年草だが、2年目に発育の悪いものは3年目以降に地上茎を出す。。1年目のアケボノソウは根生葉を地表に広げ、少しオオバコに似ている。茎葉は対生し無柄。葉の縁は全縁。自生地は渓流や沢沿いの、日陰で湿気た場所が多く、殆どの場合群生している。花は白色で花冠は5深裂し、裂片の先の方には紫色の小さな斑が多数入り、星屑をちりばめたようで美しい。斑点の下部には黄色い円形の腺体が2個ありよく目立つ。

 花期は9-10月頃。


アケボノソウ アケボノソウ
2012年10月  京丹波町 2012年10月  京丹波町
アケボノソウ(動画)
2017年10月  京丹波町
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