アカハナワラビ

 ハナヤスリ科ハナワラビ属の多年草

 東北地方南部以南の本州、四国、九州に分布。2013年3月に亀岡市で見つけたものが、口丹波地域では初のアカハナワラビだった。それまで府内では京都市以南と中丹地方で見つかっていたようだが希少なシダで、府RDBでは絶滅危惧種にランクされている。府内のものは石灰岩地や緑色岩地で見つかることが多いようで、亀岡市のあと、右京区京北や京丹波町内でも自生が確認できた。
 冬緑性のシダ植物で、山地の湿り気のある日陰に生えている。葉は3出状に3回羽状複葉で、裂片には鋭く尖った鋸歯があるが、全体的には丸い感じがする。多くは葉が冬に紅変するが、しないものもある。自生地ではオオハナワラビなどと一緒に生えていることが多い。

 ハナワラビ類3種の動画はコチラです


アカハナワラビ アカハナワラビ
2014年11月  京丹波町 2014年11月  亀岡市
アカハナワラビ アカハナワラビ
神社の境内で  2013年12月  右京区京北 オオハナワラビと一緒に生えていた  2013年3月  亀岡市
アカハナワラビ(動画)
2018年1月  京丹波町
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