アイフジシダ
コバノイシカグマ科フモトシダ属の多年草 フジシダとオオフジシダの雑種で両親の中間的な外観となる。常緑で山地の岩壁などに垂れるように生え、栄養繁殖によって群生することが多い。葉は2回羽状複葉でオオフジシダよりややスリム。フジシダとオオフジシダが混生している場所では一緒に生えていることが多いそうだが、京丹波町の本種の生育する場所には両親の姿は無かった。両親の強い遺伝子を受け継いだ雑種のみが生き残ったということだろうか? 私には名前の判らなかった本種をアイフジシダと教えて下さった光田重幸先生にお礼申し上げます。 |
岩場に生えるアイフジシダ 2015年3月 京丹波町 | 葉身の基部 2015年3月 京丹波町 |
葉の先端 2015年3月 京丹波町 | 葉は2回羽状 2015年3月 京丹波町 |
春を待つフィドルヘッド 2015年3月 京丹波町 | 2013年12月 京丹波町 |
2013年12月 京丹波町 | 2013年12月 京丹波町 |
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ) |